もし大きい儲けのまま話がまとまりそうになったら、そんな儲けを旦那に渡し
たりするはずもなく口実をつけて話を引っ込め、仲介者やその仲間で処理し
て儲けるに決まっている(債務整理の際、重要)。
つまり、その話が旦那のところへきている間は、話が成立しないからこそ来
ているのである(債務整理の際、注意)。
だが旦那も掛け合いにタッチするから、ダメになるとき仲介者に文句を言うわ
けにもいかない。
仲介者自身もおこぼれを儲け損ったのを同情でもするほかないという仕掛け
である。
さてそこで、手形であるが、六か月経つ、満期に振り込んでみれば、これも
見事に不渡りとなる。
だがこれは土地の話とは関係がない。
心理的にはあったのだが客観的には別個の問題で、しかも土地の方はビジ
ネスが成立しなかっただけでインチキではないのだから、これを関連づけ
ては問題にできない(債務整理の際、注意)。
手形の不渡りそれ自体は、もちろん文句がつけられる。
大文句がつけられるのだが、調べてみても刑事問題にはならない。
絶対に不渡りにはなりませんと断言したことは事実だが、手形を振り出した
会社が当時は曲りなりにも営業を続けていたことは違いなく、潰れはしないと
信じていたと言い張られれば心の中のことだから、そうではあるまいという物
的証拠はない。
警察にも取り合ってもらえず、裏書きした仲介人など一文無しだから差押え
のしようもなくて、旦那の泣き寝入りとなる。
